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【過去ブログ】ボランティアの認識

11月下旬まで、インコネメンバーの過去のブログを紹介しています。

今回は2014年の9月に公開されたインコネ3期生の新美ももかのブログです。

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私はインコネという“学生ボランティア団体”に所属して、

“ボランティア活動”を行っています。

しかし、実はこれまでの活動を、いわゆる“ボランティア”をしている、

という認識でやってきたことはありません。

というのも、少し変な言い回しになってしまいますが、

“ボランティア”に対する考えそのものが、インコネの活動をしていく中で

大きく変わったからです。

みなさんの思っている“ボランティア”というものはどのようなものか

分かりませんが、インコネに入る前、少なからず私は

「ボランティア=意識の高い人たちがすること」なんていう風に思っていました。

私自身、中学生の頃から国際協力という分野に興味を持ち、携わってみたい、

と思っていましたが、この様な“ボランティア”には正直言ってあまり興味は

わきませんでした。

知識もない今の自分に出来ることなんかあるのかな、街頭で募金を世にかけてもきちんとすれ違う人たちに届くものなのかな、、、

恥ずかしながら、最初はそんな風に思っていました。

しかしインコネのメンバーとともに活動していくなかでこの考えが

間違っていたことに気づきました。

“ボランティア”はそんな敷居の高いものではなく、もっと身近に、誰もが出来ることなんだ、と。

知識があって、意識の高い、すごい人たちがやること、なんかじゃなくて、

単純に誰かを助けたい、少しでも力になりたい、そんな気持ちがあれば

出来ることなんだ、と思いました。

だから、インコネの活動をしていても、ラオスの子どもたちのために、

今学生という身分で自分が出来ることをやっている、と思っているので、

“ボランティア”をしている、という意識を持つことはないです。

友達や知り合いに「学生ボランティア団体に所属して、ラオスの子どもたちのために活動している」という話をすると、その多くが「すごいね、偉いね」と言ってくれます。

しかし、少し複雑な気持ちにもなります。

“ボランティアをする”ってそんなものじゃないのにな、

そんな難しい堅苦しく思わないで、身近に感じてほしいな、と思ってしまいます。

以前の私がそうであったように、“ボランティア”を敷居の高い、自分とは無関係だと思っている人は他にもたくさんいると思います。

もしかしたら、そもそもの“ボランティア”という言葉自体がそういった意味や印象を抱かせているのかもしれません。

だから自分がの考えが大きく変えられたからこそ、私がインコネでの活動を続け、発信することで、少しでもそういった人たちの認識を変えていきたい、と思います。

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読んでいただきありがとうございました!

次回の更新もお楽しみに!


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