学生団体
PROJECTS
手洗いプロジェクト
スタツア11thでは、手洗いの歌で、交流を深めるためにノンテノイ村で「手洗い戦隊 インコネジャー」と題して手洗いの劇を実施しました。
手洗いをしなければばい菌によって腹痛を起こしてしまう、という内容で、劇中にみんなで手洗いの歌を歌いました。
子供たちは一斉に歌ってくれ、手洗いの歌の浸透を改めて実感したのと、それによって習慣化できていることが伺えました。
また、先生が子供たちに手洗いを教えているのかヒアリングも行い、しっかりと教えているということがわかりました。
今後は、手洗いの重要性を伝え続けて行くのと同時に、手洗いが行われているか観察していきます。
また、カブー村では実施していくのか、スタツア11thでのヒアリング結果を元に考えていきます。
2017.10.19
手洗いプロジェクトチーム 藤枝春香
■医療支援の成り立ち
教育支援と平行して、
医療支援プロジェクトでは村人を巻き込んだ予防医療の伝搬と促進を目指し、活動しております。
このプロジェクトを行う理由は主に二つです。
一つ目は「健康であること」が生きていく上で大変必須であると考えるからです。
「健康であること」の定義は、身体的・精神的だけでなく、社会的にも健康で、
人は健康的であってこそ、豊かな生活を営むことができ、
その豊かな生活の営みには教育が欠かせません。
二つ目は、支援先ノンテノイ村の「医療レベルの低さ」です。
2013年9月と2014年3月のスタディーツアーで行った、
ノンテノイ村の村民へのヒアリングという現地での調査結果より、
病気になれば村から程遠い街パクセーの病院に行かざるを得ない状況である、
ということが分かったのです。
また子どもたちの間で流行している、
蚊を介して感染するデング熱への対処も特になされていません。
学生である私たちに行なうことができる医療支援活動には限界があり、
診療所の設立や医薬品の配布等などはできません。
しかし、私たちにも沢山の資金を使わずに年に2回のみの村への訪問時に、
確かな効果を見込め、村民が習慣化できるアイデアがあると考えます。
実際にこれまで、村民が毎日簡単に行える生活習慣(手洗い、歯磨き)の伝播や、
簡易な感染防止器具(歯ブラシなど)の配布を行ってきました。
医療支援は、2013年9月のスタディーツアー時のノンテノイ村へのヒアリング調査と
同ツアー時に行った、ラオスで医療支援を行っているNPO団体への取材を通して生まれたプロジェクトです。
貴重なお話やアドバイスをして下さった
特定非営利活動法人 ジャパンハート 平山様
特定非営利活動法人 世界の医療団 熊澤様 ルイス様に感謝いたします。
我々の医療支援活動に興味をお持ちの方、サポートをして下さる方はこちらまでご連絡ください。
お待ちしております。
デング熱:蚊によってうつるウイルス性の熱帯感染症。一日置きぐらいに高熱が出、関節・筋肉が痛み、発疹(ほっしん)する。