学生団体
ProjectS
歯磨きプロジェクト
~子どもたちに楽しみながら、そして正しく歯磨きをしてもらうために~
スタディーツアー11thでは子どもたちに正しく歯を磨いてもらうため、歯垢染色液を使っての講習会を行いました。歯垢染色液とは、歯垢を赤く染め出し視覚的に歯が磨けていないことを分かりやすくするものです。
スタディーツアー11thまでにも講習会は行って来ましたが、このように歯垢染色液を使っての講習を行なったのは初めてでした。
日本での準備期間中は、上手くいくのか、子どもたちにちゃんと伝わるのか、不安でした。
しかし、講習会が始まると、子どもたち同士で赤く染まった歯を見せ合い笑ったり、鏡を見ながら一生懸命赤く染まった歯を磨いている姿を見て、それらの不安は消えました。
私たちは半年に1回しか村を訪れることができません。
しかし半年に1回歯磨きの大切さを伝えても子どもたちが毎日歯磨きをしてもらうためには、そうすぐには結果が出るものでもありません。
そんな中で、私たちにとって大切なのは子どもたちの歯の健康状態を一緒に向上へ向けてくれる『先生』の存在です。
私たちが以前のスタディーツアーで渡した手作りのポスターを貼ってくれていたり、歯磨きの授業を行なっているよという話を聞けるたびに、今後も先生と協力してプロジェクトを進めていきたいと思いました。
今後は「楽しみながら」「正しい」歯磨きを行なってもらえるような工夫を凝らした講習会などを行ないながら、先生たちとも協力し子どもたちの歯の健康状態が向上するようプロジェクトを進めていきたいと思います。
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半年に一度のスタディーツアー中、子どもたちに向けて歯磨きの講習会を行う際の、歯ブラシや歯磨き粉などの寄付をお待ちしております。
ご協力いただける際は、お手数ですがお問い合わせからご連絡ください。
ご支援よろしくお願いいたします。
2017.10.2
歯磨きプロジェクトチーム 楠元真実
■医療支援の成り立ち
教育支援と平行して、
医療支援プロジェクトでは村人を巻き込んだ予防医療の伝搬と促進を目指し、活動しております。
このプロジェクトを行う理由は主に二つです。
一つ目は「健康であること」が生きていく上で大変必須であると考えるからです。
「健康であること」の定義は、身体的・精神的だけでなく、社会的にも健康で、
人は健康的であってこそ、豊かな生活を営むことができ、
その豊かな生活の営みには教育が欠かせません。
二つ目は、支援先ノンテノイ村の「医療レベルの低さ」です。
2013年9月と2014年3月のスタディーツアーで行った、
ノンテノイ村の村民へのヒアリングという現地での調査結果より、
病気になれば村から程遠い街パクセーの病院に行かざるを得ない状況である、
ということが分かったのです。
また子どもたちの間で流行している、
蚊を介して感染するデング熱(蚊によってうつるウイルス性の熱帯感染症。一日置きぐらいに高熱が出、関節・筋肉が痛み、発疹。)への対処も特になされていません。
学生である私たちに行なうことができる医療支援活動には限界があり、
診療所の設立や医薬品の配布等などはできません。
しかし、私たちにも沢山の資金を使わずに年に2回のみの村への訪問時に、
確かな効果を見込め、村民が習慣化できるアイデアがあると考えます。
実際にこれまで、村民が毎日簡単に行える生活習慣(手洗い、歯磨き)の伝播や、
簡易な感染防止器具(歯ブラシなど)の配布を行ってきました。
医療支援は、2013年9月のスタディーツアー時のノンテノイ村へのヒアリング調査と
同ツアー時に行った、ラオスで医療支援を行っているNPO団体への取材を通して生まれたプロジェクトです。
貴重なお話やアドバイスをして下さった
特定非営利活動法人 ジャパンハート 平山様
特定非営利活動法人 世界の医療団 熊澤様 ルイス様に感謝いたします。
我々の医療支援活動に興味をお持ちの方、サポートをして下さる方はこちらまでご連絡ください。
お待ちしております。