変わらないもの。
こんにちは。 関西大学三回の本宮 匠です。 8/31〜9/11に実施されたスタディーツアーで感じたことを書いていきたいと思います。
今回でラオスに行くのは、3回目でした。 1年半前と半年前、そして今回でした。 3回訪れていますが、支援先に訪れたのは1年半前と今回の2回です。
振り返れば1年半前、僕は初めて支援先ノンテノイ村を訪れました。写真でしか見たことのなかった光景が目の前に広がって、気が付くと僕の周りにはたくさんの子ども、村人がいました。初めて会うのにも関わらず、歓迎してくれたのを鮮明に覚えています。
そして今回1年半越しにノンテノイ村を訪れたのですが、 1年半前とは明らかに景色が変わっていて、しばらくの間、目の前に広がる景色に見入っていました。
綺麗な小学校ができている。 新しく入学した子どもたちがいる。 初めて見る村人がいる。
1年半の間にこの村は大きく変わったんだと実感しました。 そんなことを思っているうちに1日2日と過ぎて、最終日になりました。
最終日は小学校の開校を祝い、村人が開校式を開いてくれました。 ラオスでは祝い事の際にはバーシーと呼ばれる儀式をします。
少しわかりづらいですが、写真のように手首にミサンガを巻いてもらいます。 このミサンガを巻くときに、巻く人は祈りを捧げます。何を言っているかはわからなかったのですが、コープチャイ(ありがとう)と言い続けていたのを覚えています。そして、今にも溢れ出しそうな涙をこらえ、祈りが終わった後、強く抱きしめてくれました。
そのとき、涙で滲んで行く景色を見ながら、1年半前と景色も人も変わってしまったけど、 僕らが村を思い続けるようにこの村の人も僕たちを思い続けてくれていた。 そして、このお互いを思う気持ちはこれからもずっと 「変わらないもの」
幼稚園、小学校が出来たことで村は大きく変わりました。なにより村人が村を良くしたい!という気持ちがこれまでの私たちの活動の支えとなっていました。 4年の月日を経て、やっとできた学校。世界中のどの学校よりも愛される学校であることを願います。
読んでいただき、ありがとうございました。