共に創る
こんにちは!
大阪府立大学2回生山本このみです!
今回のお題は「スタディーツアー9th」
今回のスタディーツアーでは、ノンテノイ村の小学校開校式がありました。
開校式は、幼稚園開校式の話を先輩たちから聞いてはいたのですが正直ピンときていなくて、どんな感じなんだろうなー、と楽しみにしていました。
開校式の日、 村に着くと幼稚園の中にいつも見る村人も、今まで見たことがなかった村人も、たくさんの村人が集まっていました。
そして、すぐにバーシーというラオスのお祭りが始まりました。 バーシーは、ミサンガのような紐を相手の健康をお祈りしながら結んでいきます。 村人たちが私たちの腕にバーシーを結んでくれました。 最初は、3回生の先輩たちがバーシーを結んでもらっている姿を見ていました。普段泣いてるとこを見たこともない先輩までもが涙を流して村人と抱き合っているのを見ました。 段々村人が回ってきて、私の前に村人が来ました。 私に最初に結んでくれたのは、初めて見るおばあちゃんでした。 そのおばあちゃんが、私の腕をとってお祈りをしている間、 なぜか、この1年間の活動を思い出していました。 この1年間の活動は、楽しいこともたくさんあったけど、大変だったこと、辞めそうになったこともありました。 でも、その大変だったことも、楽しかったことも、すべてこの人たちに繋がっていて、
私は、1年間、このために活動をしてきたんだ。
と感じました。
おばあちゃんにバーシーを結んでもらった時に、
このために頑張ってきて、よかった。
と心から思えて、涙が止まりませんでした。 そんな私を見て、おばあちゃんは泣くな泣くなとやさしく笑っていました。
私は、インコネの「共に創る」という言葉を、 1年前、ノンテノイ村で先生たちのヒアリングをして、先生たちの教育に対する姿を見たから、
ノンテノイ村の「先生たち」と、 子供たちにより良い教育を受けさせてあげたい! という同じ目標に向かって共に創っている。 と思っていました。
でもずっと、村人たちとは共に創れているのか。 という疑問がありました。
今回の開校式で、今まで見たことがなかった村人たちまでもがたくさん来て、開校式を一緒に喜んでくれて、 私が見えていなかっただけで、こんなにもたくさんの村人たちが、子供たちにもっと教育を受けさせてあげたいと思っていて、開校式を待ち望んでいて、私たちを応援してくれていたんだ。とわかりました。
開校式が終わって、 最後に村を出るときに1年前ヒアリングをした先生に、伝えたかった感謝を伝えました。 事前に考えていたラオス語で、
私が、 あなたのおかげで私は頑張れました と言うと、 先生は、クーカンクーカン(同じ同じ) と言って、私と先生を交互に指差しながら涙目で言っていました。 そして、 別れが寂しい、また来てねと私の手を握ってくれて、
本当にこの人たちの為に頑張りたいと思いました。
そして今回のスタディーツアーでは、新しい支援であるカブー村にも行きました。 ノンテノイ村を見たからこそ、私たちが1から関係を築いていく責任を感じています。 カブー村では、子供たちが初めは名前も教えてくれませんでしたが、 3日間の中で、 私が持って行ったラオス語の本でラオス語を自慢気に教えてくれたり、 授業の様子を見たり、頑張っている様子を見れました。 村人もすごくいい人たちで、私たちを歓迎してくれて私たちに期待してくれています。 村人の話で印象に残っているのが、
新しい学校はこっち向きに建てたい。 そうしたら、村から校庭で子供たちが遊ぶ様子を見れるから。 と、村のお母さんが言っていたことです。
1年後、5年後、10年後のカブー村がどうなっているのか、とても楽しみです!
ノンテノイ村、カブー村の大好きな人たちのために、 大好きなインコネの仲間と一緒に頑張りたい。 と改めて思えたスタディーツアーでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
これからもInfinite Connectionをどうぞよろしくお願いします!
大阪府立大学 2回生 運営部 山本このみ