また逢う日まで
「サバイディー!“こんにちは!”」 「サバイディー!」 「チャオスーニャン?“あなたの名前は?”」 「コイスーこーき!、チャオデー?“あなたは?”」
2年半前、初めてノンテノイ村に入った時、 そして今回最後の村訪問も、心を満たす感情は同じでした。
「ありがとう」
2年半支援に携わり、彼らと会えない時間の方が圧倒的に長い中で、私たちはどれだけの変化を生むことが出来たでしょうか。
幼稚園の開校式に始まり、小学校の開校式に終わった僕のノンテノイ訪問は彼らの歴史のほんの一部にしか過ぎません。
つまり、 私たちの支援はまだまだ続くということ。
団体でいつも言うように、決して与えるだけではない。自分達だけで決める支援ではない。 すでに、「支援する」という考え方さえ僕たちの中にはないのかもしれません。
なぜなら
彼らの未来は"共に創るもの"だから
いつしか彼らの未来は僕たちの未来にもなりました。
だから終わらないのです。
物資や技術などの提供が終わったとしても、僕らと彼らとの絆はずっと消えない。
たとえもう会えなくとも、僕達と彼らは言葉以上のもので繋がりました。
たくさんの支えや応援の中で、僕たちは本当に大切な人に出逢えました。
この想いは次の後輩たちが作り続けてくれるでしょう。
ノンテノイでも、カブーでも
僕達の中で彼らが、彼らの中で僕達が 未来を照らす灯火になれるように
目指す未来が輝くように
これからも皆様に支えられながら活動に邁進していきます。
今後ともinfinite connectionをよろしくお願いします。
副代表 小川 弘起