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初めてのスタディツアー

初めてのラオス、初めての発展途上国…… 不安な気持ちもある反面、わくわくした気持ちの方が大きかった気がします。

ラオスに滞在した12日間の中で一番印象に残ったのがノンテノイ村での3日間。この3日間で感じたことをこのブログに書こうと思います。

ノンテノイ村に入る日。決して整備されているとは言えないガタガタの道をトラクターでゆらゆら揺られながら、「どんな村なんかなぁ、子どもたちなついてくれるんかなぁ」と考えていました。

村に着くとそこに待っていたのは、半年ぶりに会えることを心の底から喜び駆け寄ってくる子どもたち。涙しながら私たちを迎えてくれる先生や村人たち。お昼ごはんを作ってくれていたお母さんたち。どれほどまでに大きな信頼関係がインコネとノンテノイ村の人たちとの間には存在するのかを痛感しました。

なついてくれるか心配だった子どもたちとも仲良くなれて、一緒に遊んだり、歯磨きの歌や手洗いの歌を一緒に歌ったり、すごく楽しかったです。

3日目に行われた小学校開校式。初めは自分は建設に関わってないからどんな顔して参加したらいいんだろうと少し心配でした。でも開校式が始まった途端、なんとも言えない感情になりました。小学校開校を心から喜び、ひとりひとりに心を込めてバーシーをしてくれる村人たち、涙する先輩方、嬉しそうにそばに来てくれる子どもたち。

日本での私たちの頑張りは確実にこの人たちに届いているんだ、この人たちのために、この人たちの未来のために、私はインコネに時間も労力も費やそう。そんなことを思いながら知らないうちに涙が止まりませんでした。

インコネに入って3ヶ月弱、この時期にスタツアに行けたことは自分にとって大きかったと思います。インコネの活動の中で楽しいこと、嬉しいこと、きついこといろんかことがあります。だけどその全てが必ずラオスの村人たちの笑顔になって返ってくるだなって感じました。

これから支援の中心となってくるラオス中部カブー村。先輩たちがノンテノイ村で築いてきた信頼関係は、インコネが最も大切にする「共に創る」という姿勢があってこそ。そんな信頼関係を、自分たちが中心となってカブー村でつくり上げていこう。つくり上げていかないといけない。

いろんなことを感じた12日間、本当に充実したスタツアでした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

関西学院大学

倉田汐梨


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