思いを繋げられるように
はじめまして😊! 神戸親和女子大学 発達教育学部 児童教育学科 1回生の 藤原佳奈 です。
今回は、私が国際協力に興味を持ったきっかけからインコネに出会うまでの経緯をお話したいと思います。
私は高校2年生の時、進路を決める上で自分の人生について真剣に考え、悩んでいました。 ─自分にできることって何やろう 自分にしかできないことって何やろう
そんな時たまたま見たテレビ番組が私を大きく変えました。 それは、アフリカのとある国で教育支援を行う1人の女性を紹介するものでした。その村の子どもたちに「将来の夢」を尋ねると、キョトンとした顔をするといいます。彼らは学校にも行けず毎日出稼ぎに行っていました。今日を生きることに精一杯で、将来のことなど考えたことがなかったのです。
その光景をテレビ越しに見た私は、今までに感じたことのないような衝撃を受けました。 どうしても″他人事″として見て見ぬふりができなくて。 ″変えたい″と、思いました。
それから私は、途上国で教育支援の活動をすることを夢見るようになり、大学生になったら国際協力をしている学生団体に入ろうと決めました。
それから約1年後、高校を卒業した私は学生団体を探し始めました。 その中の1つが″インコネ″でした。 とりあえず行ってみた新入生説明会で見たのは、キラキラした先輩たちの姿でした。 それは、志望大学に落ちてなかなか前を向けずにいた私にとって、希望の光でした。ここで、頑張りたいと思いました。
そうして入団したインコネですが、入ってすぐに現実を突きつけられました。国際協力の難しさ、お金のない学生がボランティア活動をすることの厳しさを実感しました。入団して1ヵ月半で体調を崩し、また前を向けなくなりました。このまま活動を続けることが不安で怖くなりました。
でも、そんな私にも手を差し伸べてくれる人たちがいました。応援してくれる人、心配してくれる人がいて。″人のやさしさ″を改めて知りました。 やっぱり私は誰かの役に立ちたいなって、思えました。
やさしさとか思いやりとか、笑顔とかって、繋がるものだと思います。 国際協力も、そこから始まるのかなって。 だから私は全力で、この活動を頑張りたいと思います。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。