”初めての””再会”
ずっと探してた、
あの子を見つけた時、心から嬉しくて。
こんにちは!
同志社女子大学2回生、広報部の上嶋湖雪です😊
今回のテーマは「お気に入りの写真」
そしてそれはずばりこの写真!↓
…特に画質も良くないし、この写真に何の魅力があるんだ…って誰もが疑問に思われると思います(笑)
でも私にとっては特別な写真です。
私は3月、初めて支援先であるノンテノイ村を訪れました。
でも出会ったこともない頃から、会いたい人がいました。
ラオスのたくさんの写真の中でいつも忘れられなかったのは、
カメラに振り向いた時、優しい瞳をしていた女の子。
太陽の光が差して、その表情をふわりと明るくさせていた写真。
彼女が写った写真は他に1枚も見つけられませんでした。
そしてラオス。
ノンテノイ村に着いてからずっと探していたのに見つけられなくて。
でもやっと見つけた時嬉しくて、
サバイディー(こんちにちは)って声をかけたら、
最初は目も合わせてくれませんでした。
でもその後も、次の日も、瞳を見て声をかけて、
目が合ったら微笑んでって繰り返して。
そうするうちに、私を見て少し表情を和らげてくれるようになったのが分かりました。
これはそんな時撮った写真です。
外から戻ってきて、腰に手をあて一息つく彼女は、目が合うと笑ってくれました。
彼女は、あまり社交的なタイプではありません。
メンバーが今まで撮ってきた写真の中で、あの写真以外に彼女を見つけられなかったのも、メンバーに駆け寄ったり、積極的にカメラに写りに行くことをしないからでしょう。
余談ですが、私も普段、カメラからは逃げ回っているタイプです。
「村の子ども達は皆元気いっぱいで駆け寄ってきます」
今になると、インスタでそんなことを書いていた自分に、ちょっと苦笑いします。
だって日本とラオスなんて、国が違うだけ。
人を見た時、何の変わりもないはずなんです。
元気いっぱいに走り回る子がいる。
その子から少し離れたところに佇んで、静かに笑いかけてくれる子がいる。
別れ際に泣いてくれる子がいる。
その後ろに泣いていない子がいる。
でもよくよく見れば口元がヘの字で寂しそうな瞳をしてる。
元気さは必ずしもパワフルさじゃないし、
感情を出すのが苦手な子が何も感じていないわけじゃない。
一人一人違って、皆違うものを持ってて、違う皆が集まってそのノンテノイ村が在る。
きっと同じ。私たちだって同じ。
違う皆の一人ひとりが
私の、INCONNEの、大切なパートナー。
5ヶ月前のノンテノイ_。
村を離れる最後の日。
私の腕をぎゅって引っ張る誰かの手。
今度振り向いたのは私でした。
振り向いた私の先にいるあの子は、あの時と変わらない優しい瞳で、私を見ていました。
読んで頂きありがとうございました。