私のお気に入りの写真
これは私が一年半前の春
人生で初めてラオスを訪れ
支援先のノンテノイ村の村人と出会い
ヒアリングをさせてもらった時の写真です。
私はこのとき言われた "一言" を胸に、
これまでの活動に励んできました。
私たちがノンテノイ村の先生に
子どもたちのことをヒアリングしていた時のことでした。
今後建設する新規中学校の話をしていると
ふと、先生が私たちに質問をなげかけたのです。
「もう、私たちの小学校には来ないの?
それは嫌だよ。寂しいよ。」
私は嬉しくて涙がこぼれそうになりました。
ぜんぜん知らない国から来た私たち学生に対して
とても協力的で、とても優しくて、
私たちの存在を大切に思ってくれている先生の姿。
私はこの言葉を聞いたとき、ノンテノイ村の村人たちは
自分にとって一生大切な人たちだ、と確信しました。
そしてこの言葉を原動力に今も活動に励んでいます。
この瞬間を私は一生忘れません。
関西大学経済学部3回生
スタディーツアー部 鈴木来実