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【東南アジアの土はなぜ赤い!?】
- Infinite Connection
- 2016年5月31日
- 読了時間: 2分
明日から使える無駄雑学
「赤い大地」と聞くと、「暑い地域」なんてイメージも持ちますよね??
アフリカもそうですが、ラオスを含め東南アジアも暑い地域です。そしてそこは「赤い大地」です。

そもそもなんで赤いの??
その答えはずばり【ラテソル】だった!!
・・・。
ラトソルですよ!ラトソル!!
・・・。
え?
(笑)
いやいや、【ラトソル】ってなんだ?!

ここからは難しい説明になりますが、
要は【ラトソル】という成分が、この赤土を作り出しているのです。
熱帯の川はメコン川・チャオプラヤー川などの大河川に代表されるように、
傾斜の緩やかな川が多いため、
河水は長期にわたって滞流していることのほか、特にラテソルという熱帯特有の土壌の存在が大きな影響を与えているようです。
ラトソルは熱帯特有の無機質の酸化物に富んだ赤色土壌のことで、別称ラテライトとも呼ばれす。
地質学用語ではライトは岩石、ソルは土を指す言葉。
すなわちラトソルは雨季に枯葉や腐食分などの有機質が流失し、乾季に水分が蒸発して鉄分・アルミニウムが表面に集積してつくられる硬い赤土のことで、炎熱の赭(せき)土ともいわれている。
メコン川が濁っているのってもしかして・・・

ラトソルは水分を含むと柔化しやすく、即ち雨や水に溶けて崩壊して河川に流れ込み、それが熱帯の赤い川の水の要因をつくっています。
雨季にはドロドロ、
乾季にはボコボコなのが、
この赤土地域の特性と言えるのです。
そのため、東南アジアを血管のように繋いでいるメコン川が濁っているのも、この地質成分によるものなんですね。
「へぇー、すごーい。」
と、なっていただけるとそれこそか本望です!(笑)
知って得する無駄雑学、
次回もお楽しみに^ ^